京都の桜の名所!蹴上インクラインと琵琶湖疎水記念館を散策してきました

蹴上インクライン 東西線のスポット

今日は京都市営地下鉄「蹴上(けあげ)駅」を降りてすぐの、蹴上インクライン琵琶湖疎水(そすい)記念館を歩いてきました。

蹴上インクラインって何なの?琵琶湖疎水って!?

あとで詳しく説明しますが、まず「蹴上インクライン」といえば、京都の中でも「桜の名所」としてとっても有名です!

どうやら海外(特にアジア圏?)でも京都の桜の名所として旅行会社や各種メディアでも取り上げられているみたいで、アジア系の観光客がたくさん!

綺麗な着物や袴に身を包んだ人たちが、プロの写真家らしき人に写真を撮ってもらっている光景がチラホラ。結婚式の前撮り写真を撮影しているのかもしれませんね!僕が一人で散策している最中にも、すぐ横でラブラブされるものですから、目のやり場に困ります(汗)。

そしてその蹴上インクラインのすぐ近くにあるのが、「琵琶湖疎水記念館」です!

蹴上インクラインや、琵琶湖から京都へ水を引くため奮闘した歴史資料や模型、展示物を見ることができます。2019年3月にリニューアルオープンしたばかりのできたてホヤホヤ&ピッカピカな資料館です!しかも入場料は無料!!蹴上インクラインに来たなら、ぜひとも立ち寄りたい場所です。

蹴上インクラインとは?

蹴上インクラインで活躍した台車と舟

「インクライン」って何?

琵琶湖の水を京都市内へ引っ張るために人工的に作られた水路が、琵琶湖疎水です。この水路は生活用水だけではなく、物資の運搬などにも利用され、多くの舟が活躍していました。

しかし、この水路には二箇所(伏見と蹴上)の「急斜面」があり、舟の運行には厳しいものがありました。

そこで考えられたのが、インクライン(傾斜鉄道)」というシステムです。これは急傾斜にレールを敷設して台車を昇降させ、舟ごと台車で運んでしまおうというアイデアです。

その長さは約582メートル、幅22メートル。高低差は約36メートルです。

インクラインは昭和23年まで50年の長きに渡り活躍。跡地として現存するのはこの蹴上インクラインのみとなっています。

蹴上インクラインの図

蹴上インクラインへのアクセスは?

蹴上インクラインは、京都市営地下鉄「蹴上駅」を降りてすぐです。地下鉄の階段を上がったら、その地下鉄出口の真上にインクラインの線路が走っています。

24時間いつでも立ち入ることができ、料金も無料です。専用の駐車場はないので、地下鉄の利用がおすすめです!どうしても車でという方は、近くにあるコインパーキングに止めて、歩いて行きましょう。

琵琶湖疎水記念館とは?

琵琶湖疎水記念館です

「京都を救った」琵琶湖疎水の歴史を展示した資料館

明治時代、京都にあった都は東京に移ることになりました。人々は京都から東京へと移動し、当時の京都は以前の賑わいを失っていました。

そこでもう一度街の活気を取り戻すための一大事業が、「琵琶湖疎水計画」でした。

琵琶湖疎水は生活用水だけでなく、舟が往来しての物資輸送や工業用水、発電、水車による精米など様々な用途で利用されました。当時は水泳用のプールまであったそうです。

琵琶湖疎水はそれだけ京都市民にとって切っても切り離せない存在であり、今の京都の繁栄は琵琶湖疎水のおかげと言っても過言はありません。

そんな明治時代に造られた琵琶湖疎水にまつわる展示品や資料が、この琵琶湖疎水記念館には展示されています。

琵琶湖疎水記念館へのアクセスは?

 

琵琶湖疎水記念館は、蹴上インクラインを南禅寺舟溜まり場(インクラインの終点)まで行ったところにありますので、おすすめの行き方としては、蹴上駅で降りてインクラインを見たあとで、記念館に立ち寄るのがおすすめです!インクラインは蹴上駅から南禅寺舟溜まり場まで下っているので、体力的にもこのルートがおすすめですね。

インクラインをじっくり見たあとで記念館を見学することで、より理解が深まると思いますので、このルートがおすすめです!!

施設名称 琵琶湖疎水記念館
住所 京都市左京区南禅寺草川町17
電話番号 075-752-2530
開館時間 9:00~17:00(最終受付は16:30まで)
休館日 月曜日(月曜日が祝日の場合は、翌平日)、12/29~1/3
入場料 無料

蹴上インクラインから琵琶湖疎水記念館を散策してみた!

蹴上インクラインといえば、やっぱり桜!

僕が蹴上を訪れたのは、ちょうど京都では桜が満開の4月。地下鉄蹴上駅を降りると、頭上には満開の桜が咲いていて、とっても綺麗!!やっぱり桜を見ないと、「春が来たなー」という実感がわかないので、あちこち散策に出かけたくなりますね~。

駅を降りてインクラインへと続く坂道をちょっと上がると・・・。目の前には驚きの光景が広がります!!

蹴上インクラインの桜は見事です

600メートル近くにもわたって続く一直線の線路の脇に、それはもうたくさんの桜の木が植えられていて、いつ見ても感動に包まれます!!

どうです?写真では伝わりにくいかな~?実際「生(なま)」で見たら、絶対に感動しますので、本当におすすめですー!!

桜のシーズン以外は、あまり見ても意味がないの?

いえいえ、そんなことはありませんよ!桜のシーズンが過ぎても、初夏には新緑が美しくなって涼しさを感じることができますし、もちろん秋には紅葉が広がり、四季を肌で感じることができますので、春以外にもぜひぜひ!

「ねじりまんぽ」という名の摩訶不思議なトンネル

インクラインの桜を一通り見たところで、再度下に降りると、ちょっと変わったレンガ造りのトンネルがあります。その名も「ねじりまんぽ」。このトンネルの真上を、インクラインの線路が走っています。

このトンネルは、レンガを「らせん状」に積み上げて、まるで手前から奥にねじれるように作られている、一風変わったトンネルなんです

なぜこのように積み重ねられているかというと、トンネルの上を通るインクラインの台車や舟の重さに耐えられるような工夫なんですね。普通の積み方じゃ、崩れてしまう。先人の知恵が詰まったトンネルなんです。

「まんぽ」は鉄道の下をくぐるトンネルのこと。それがねじるように作られていることから、「ねじりまんぽ」という名前が付いています。

入口に立つと、まるで奥に向かって吸い込まれそうな気持になります!

ちなみにこのトンネルをくぐって北に真っ直ぐ進むと、南禅寺の境内へとつながります。

手前から奥に向かってねじれているトンネルです

不思議!電力を一切使わない噴水?

蹴上インクラインを下まで下ると、南禅寺の舟溜まり場に出てきます。ここに大きな噴水があり、勢いよく水を噴き出しています。

南禅寺舟溜まり場の噴水です

実はこの大きな噴水、不思議なことに電力を一切使っていないんです

蹴上側からの急こう配に乗って、勢いよく流れ落ちてきた水の勢い(水圧)だけを利用して噴き出しているそうですよ。

この写真の真正面に見えるのが、京都市動物園。そして右手には、琵琶湖疎水記念館があります。

琵琶湖疎水記念館は2019年3月にリニューアルオープンしました。館内はとてもきれいで、展示物もいい状態で展示されています。

琵琶湖疎水記念館です

館内には「動くジオラマ」など歴史的資料が多くあります

琵琶湖疎水記念館は、そうした当時の苦労の歴史や、蹴上付近のジオラマ模型などが多く展示されています。

ジオラマ模型はボタンを押すとインクラインのガイド音声が流れ、舟を乗せた台車が動きます。その動きが何とも可愛らしく、2~3度ボタンを押してしまいました。

また、施設周辺には「VR(バーチャル・リアリティ)ゾーン」があり、館内でQRコードを読み取って対象地点まで行くと、当時の映像をVRで楽しむことができます。

動くジオラマが楽しいです

インクラインを引っ張る原動力!3mの巨大ドラム

記念館の施設内には、インクラインを引っ張る原動力だった「ドラム工場」があります。

インクラインの原動力だったドラム

このドラムは直径3メートル。ここに8センチほどもある鉄製のワイヤーを巻き付け、舟を引っ張っていたそうです。

すごいパワーですね!!

このドラム工場は記念館の外にあるのですが、工場に入って中をのぞくと、まるで明治時代にタイムスリップしたような気分になりました。

最後に

4月の上旬ということもあり、桜がとっても綺麗に咲いていて、テンションアゲアゲな一日でした~!

しかし最初に書いたとおり、桜のシーズン以外にも新緑や紅葉を楽しむことができる、京都でも有数のお散歩エリアです。

写真をいっぱい撮ってSNSに上げるもよし、お子さんと琵琶湖疎水について学んでもよし。もちろん結婚式や記念日の撮影などにもおすすめできます!!

今回はそんないろんな目的の人たちにおすすめできるスポットのご紹介でした~♪

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