京都「蹴上のつつじ」一般公開に行ってきました

蹴上浄水場のつつじ 東西線のスポット

京都市営地下鉄「蹴上(けあげ)駅」を降りると、京都市民に案ぜんな水を毎日届けてくれる「蹴上浄水場」があります。ここでは毎年5月初旬のゴールデンウィーク期間の数日のみ、場内に植えられた「つつじ」の一般公開が行われています。

蹴上のつつじとは?

およそ4800本のつつじが期間限定公開

蹴上のつつじの入り口

 

蹴上浄水場は、1912年(明治45年)に初めて京都市内で給水を開始して以来、100年以上に渡って私たち京都市民に安全な水を届けてくれています。(2012年に浄水施設の全面リニューアル済み。)

蹴上浄水場内には約4800本物つつじが植えられており、つつじの名所としても有名。八重つつじやレンゲつつじなど、様々な種類や色のつつじが場内に咲き誇ります。

普段一般公開はしていませんが、つつじの咲き誇る5月になると、3日間ほど期間限定で一般公開しています。

色とりどりのつつじたち

場内には様々な種類のつつじが植えられていて、ボリュームはもちろんのこと、そのカラフルさにも目を奪われます。

つつじは5月~6月にかけて咲く代表的な花です。もっとも代表的な品種で、私たちが生活の中でよく見る「オオムラサキつつじ」は、道路脇や公園などの緑化事業でも植栽され、この時期私たちの目を楽しませてくれます。私の住んでいるマンションでは、マンションのまわり全体を取り囲むようにつつじが植えられており、ピンクや白、赤紫と咲きほこるつつじを見ているだけで、ほっこりとした気分になります。

つつじ

蹴上のつつじ

八重つつじ

つつじの種類

蹴上浄水場には6種類のつつじが植えられており、飽きることなく楽しむことができます。

①オオムラサキつつじ

もっともポピュラーなつつじの種類。つつじと言えば、これでしょう。大気汚染などにもとても強いので、道路脇にもよく植えられています。大きな赤紫の花を咲かせるのが特徴で、子供の頃花びらの甘い汁を吸ったという経験を持つ方も多いのではないでしょうか。

②キリシマつつじ

真っ赤な楕円形の花を咲かせるのが特徴のつつじです。その花言葉は「燃え上がる愛」。浄水場内には真っ赤な品種と紫の品種の2種類の色のきりしまつつじが咲いています。

③レンゲつつじ

黄色やオレンジの花を咲かせます。花が輪のように付き、それが蓮(はす)に似ていることから「レンゲつつじ」と呼ばれるようになりました。蹴上浄水場では、浄水場の一番上にある「最高区配水池」の脇にのみ生息しています。可愛らしい黄色の花をぜひ見つけてみて下さい。

④ドウダンつつじ

つつじという名前ながらも、他のつつじとは見た目も全く違い、先端に可愛らしい壺のような形の花を咲かせます。「ドウダン」とは、花の付け根の枝の分かれ方が、灯台に似ていることから「とうだい」→「ドウダン」となったんだとか。漢字で書くと「満天星つつじ」とも。満点のお星さまのような可愛らしい白い花を咲かせています。

⑤八重つつじ

その名の通り、花びらが何重にも重なって咲く、ボリュームのある見ごたえ満点のつつじです。バラのような見た目から、多くの写真家たちがカメラを向けています。

⑥ヤマツツジ

日本の山野に自生しているつつじ。日本にあるつつじの中ではもっとも背の高い品種です。紫やオレンジなど、多くの色を見せてくれます。

”つつじのトンネル”も見どころのひとつ

場内には「つつじのトンネル」という、その名の通り背の高いつつじの木の間を通り抜けるトンネルがあります。通り抜けると別世界にタイムスリップ・・・なんてことはありませんが、記念にどうぞ。

つつじのトンネル

浄水場内の建造物も見もの

明治時代に造られた浄水場だけあって、場内には歴史を感じさせる建造物がたくさんあります。つつじに飽きたら、赤レンガ造りの建物を眺めて古を想うのも楽しいものです。

蹴上浄水場

子供連れでも楽しめるイベントも

期間中はつつじだけでなく、来場者が楽しめるようなイベントも開催されています。オリジナルグッズがもらえるクイズラリーや、水道水の作り方を学べる体験コーナー、浄水場の歴史の展示物など、大人だけでなく子供も楽しめる内容になっています。(イベント内容は開催年により異なります。)

浄水場クイズラリー

浄水場の展示物

観覧料金は?

蹴上のつつじは毎年ゴールデンウィークの最中の3日間で行われますが、気になるのはその料金。

蹴上のつつじは、無料で公開されていますのでご安心を。何かと出費のかさむゴールデンウィーク。そんな時期に無料で楽しめる数少ないイベントのひとつなので、この時期に京都にお越しの際にはぜひ立ち寄ってみて下さい。

蹴上浄水場周辺のスポット

蹴上インクライン

蹴上のつつじを見たあとは、すぐ横にある「蹴上インクライン」の見学はいかがでしょうか?インクラインとは、鉄道輸送のこと。ここには明治時代に造られた「線路」が残っています。

京都に琵琶湖の水を引くために、明治時代に人工の疎水(琵琶湖疎水)が作られました。この疎水は生活用水だけでなく、琵琶湖方面から物資を舟で輸送するためにも活用されたのですが、この蹴上の場所は高低差があって、舟で渡るにはとても危険な場所でした。そこで考え出されたのが、線路を敷設して舟ごと台車で引っ張る「インクライン」という技術だったわけです。

時期はずれますが、ここは京都の桜の名所としてとても有名な場所で、4月には日本人だけでなく多くの外国人観光客が訪れます。着物で着飾って結婚式の前撮り撮影なんかもあちらこちらで見かけます。

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琵琶湖疎水記念館

明治時代の琵琶湖疎水事業の歴史的資料が、「琵琶湖疎水記念館」に多く展示されています。2019年3月にリニューアルオープンしました。蹴上インクラインからすぐそこにある施設で、しかも無料で入場できる施設です。

都が京都から東京に移り、盛り下がっていく京都の市況を一変させた疎水事業。京都市の歴史に興味がある方もない方もぜひ。

南禅寺

言わずと知れた、京都の観光名所です。蹴上浄水場から歩いて10分ほどですので気軽に立ち寄れます。境内は三門内部など一部を除いて、境内は無料で観覧できます。

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