六角堂の見どころとSNS映えスポットを探るさんぽ旅

六角堂 烏丸線のスポット

京都市営地下鉄烏丸線・東西線「烏丸御池(からすまおいけ)駅」を降りて徒歩3分。烏丸六角の交差点を東に入ったすぐに、六角堂があります。

 

六角堂は正式名称を「紫雲山頂法寺」といいます。聖徳太子が建立したお寺としても有名です。

かつて四天王寺建立のための資材を調達しにこの地にやってきた聖徳太子。彼がこのあたりの池で沐浴(髪や体を洗い清めること)をしようと、首から下げていた如意輪観音様を木に掛けていたところ、木にへばりついて取れなくなってしまいました。

どうしようもないと悟った聖徳太子は放置したまま眠りにつくと、枕元に如意輪観音様が現れ、「この地にお堂を建てて祀って欲しい」というお願いをされ、それが六角堂が建立されたきっかけであるとされています。

六角堂の見どころ

縁結びに願いを込めて・・・”六角柳”

六角柳

六角堂の山門をくぐるとすぐ目の前に、大きく立派な柳の木が出迎えてくれます。縁結びの伝説の伝わる、六角柳です。

妻となる女性を探していた嵯峨天皇が眠りについていたときに、枕元に如意輪観音様が現れ、「六角堂の柳の木の下へ行きなさい」とお告げを聞きました。

それを聞いた嵯峨天皇がお告げのとおりに六角堂の柳の木の下へ行くと、ひとりの美しい女性が立っており、嵯峨天皇はその女性を妃として迎え入れたという伝説から、縁結びの六角柳と呼ばれるようになりました。

二本の柳の枝におみくじを結ぶと、良縁に巡り会えるのだとか。お試しあれ!

京都の「へそ」?その名も”へそ石”

へそ石

かつて京都の中心にあった、六角堂。平安京造営の際、道路の真ん中に合った本堂が「自ら」北へ15メートルほど動いたという伝承があります。へそ石はその本堂が移動したあとに残った礎石といわれています。

かつては六角通の真ん中にありましたが、明治時代に今の場所に移されたそうです。

ひとつだけ願いを叶えてくれる”一言願い地蔵”

一言願い地蔵

六角堂の境内にはあちこちでお地蔵さんがお供えされていますが、どれもやさしい顔でほほ笑んでいるものばかり。

なかでもこちらの一言願い地蔵は、ひとつだけあなたの願い事を叶えてくれます。首を傾げているのは、参拝に来たあなたの願いを叶えてあげようかどうしようかと悩んでおられる姿なんだとか。

あまりの可愛らしさに、欲張って二つも三つもお願いしてしまいそうになります。

京都の街中に難を知らせた”鐘楼”

鐘楼

六角堂の鐘楼は、六角通を挟んで境内の向かい側にあります。初めて訪れたときには、鐘がどこにあるかと10分ほど探した経験があります。

かつて京都の街中で大火や戦乱があったときには、この鐘を鳴らして住民に知らせたのだとか。

この鐘の音が、当時の住民たちの安全の拠り所になっていたのかもしれませんね。

展望エレベーターから見る六角形の”本堂”

六角堂の本堂をエレベーターから

六角堂の隣にWEST18というビルがあります。ここの展望エレベーターに乗ると、六角堂の本堂の六角形を上から眺めることができます。

境内の全体も眺めることができるので、お立ち寄りの際には展望エレベーターの存在をお忘れなく・・・。

六角堂の写真映えスポット

六角堂のメインキャラ「鳩」

六角堂には鳩がたくさん鳩がいます。生きている鳩が歩いているばかりではなく、お堂のあちこちに「鳩」がいます。これらの鳩は、本堂のまわりに可愛らしくとまっている鳩たち。右から二番目の一匹だけこちらを向いている鳩は、「何か御用?」とでも言いたげな表情にも見えます

六角堂の鳩

生け花発祥の寺でもある六角堂

六角堂は、生け花発祥の寺でもあります。

六角堂の北側には聖徳太子が沐浴をしたといわれる池がありますが、その池のほとりに坊舎をかまえていた小野妹子が遣隋使として中国に渡った際に、仏前にお花を生けて供えていた風習を日本に持ち帰り、それを代々寺の習わしとして伝えたのが、生け花の始まり。

華道家元の池坊(いけのぼう)は、「池」のほとりの「坊舎」から、そう呼ばれるようになったんだとか。

聖徳太子沐浴の古跡

六角堂の境内の隣には、いけばな資料館があります。ご興味のある方はぜひ立ち寄ってみて下さい。

六角堂の名の由来とは?

ところで、そもそもなぜ六角堂は六角形のお堂ばかりが並んでいるのでしょうか?

人間の持っている五感である「視覚」「聴覚」「嗅覚」「味覚」「触覚」に、六番目の「感じる」を合わせた六感を人間の欲と捉え、それらでできる六角形の角が取れて丸くなりますようにという願いが込められているのだそう。

六角堂には、「わが思う 心のうちは 六(むつ)の角 ただ円(まる)かれと 祈るなりけり」という御詠歌が歌われています。

六角堂の御詠歌

京都名物「ピネライス」?

ここで六角堂の近くにあるお店のご紹介。その名も「ピネライス」です。京都にお住まいの方や京都通の方以外は、初めて名前を聞くという方ばかりでしょう。

ピネライス

上の写真を見て「ただのカツカレー?」と思われるでしょう。実はただのカツカレーではありません。なんと下のごはんは「チャーハン」です。香ばしいチャーハンの上にサクサクのトンカツをのせ、さらにたっぷりとカレールーをかけた食べ物が、今回ご紹介するピネライスです。

「チャーハンの上にカレーなんて・・・」と驚かれる方が多いでしょうが、これがまた絶妙にマッチするんです!

このピネライスを提供しているお店は、京都で半世紀近く営業している老舗の洋食屋「キッチンゴン」さん。長いお店の歴史を支えてきたカレーの味と、カレーに合うようにブラックペッパーを効かせたいわば「洋風チャーハン」とのコラボレーションは、決して口の中でベタつくしつこさではなく、食べれば食べるほどに病みつきになる魅惑の味。さらにチャーハンを包み込む卵が、全体の味をマイルドに仕上げています。ピネライスは地元のグルメたちの胃袋をガッチリとつかんでいます。

ピネライスは他にも、ガーリックチャーハン仕様の「ガーリックピネライス」や、カレーの代わりにデミグラスソースをかけた「デミピネライス」など、ピネライスだけでも種類が豊富。常連客を飽きさせない工夫もあります。

もちろんハンバーグなど洋食屋さん定番メニューもあるのでご心配なく。

キッチンゴン

 

店舗名 キッチンゴン 六角店
住所 京都市中京区堀之上町129プラネシア六角高倉 1F
電話番号 075-255-5300
定休日 水曜日

六角堂へのアクセス

電車の場合

京都市営地下鉄烏丸線・もしくは東西線「烏丸御池駅」下車。徒歩約3分。5番出口からが一番近いです。

阪急京都線「烏丸駅」下車。徒歩約3分。21番出口より。

駐車場はあるの?

六角堂の境内には駐車場はありません。

六角堂の隣には六角駐車場があります。六角堂の提携駐車場ではありませんので注意して下さい。六角堂のすぐ隣なので便利です。

六角駐車場

ただし京都市のど真ん中ということもあり、料金は高めで満車の可能性が高いので、やはり地下鉄など公共の交通機関の利用がおすすめですね。

六角堂の基本情報

住所 京都市中京区六角通東洞院西入堂之前町
拝観時間 6:00~17:00
拝観料 無料
駐車場 無し(近隣にコインパーキングあり)

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